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クロアチア、スロベニア、ボスニア、モンテネグロ旅行エリアガイド

美しきフィヨルドの国☆モンテネグロとクロアチア2国周遊旅行

コトルを見下ろす丘からの写真。
モンテネグロ旅行にて海岸の写真。モンテネグロ フィヨルドのような深い入り江がモンテネグロの海岸の特徴

クロアチアのドブロブニクからすぐの小国モンテネグロ。まだまだ観光客は少ないが、ドブロブニクから日帰りで気軽に行けて、今後の観光開発が期待される国だ。

モンテネグロの魅力は、クロアチアのアドリア海沿岸都市よりもっと手つかずの自然と素朴な雰囲気の残る町とその景観美。入り組んだ海岸線のすぐ近くにまで山が接近しているフィヨルド地形で、風光明媚な景色が広がっている。

世界遺産の町コトルは、山がちな海岸沿いにある古い町並みが残る町。ブドゥバもコトル同様、美しい城塞都市だ。ドブロブニクから、ぜひ足を伸ばして訪れたい場所だ。

モンテネグロ

モンテネグロ旅行にてコトルの写真。モンテネグロ 美しい街並みが残るコトル

コトル
世界遺産にも指定されたモンテネグロきっての景勝地コトル。その地形が何よりもすばらしく、フィヨルドのような入り組んだ入り江に位置し、モンテネグロ(黒い山)の国名どおり背後を囲む岩山に守られて、小さな町コトルは繁栄してきた。

旧市街は小さいが古い町並みは美しくノスタルジックな雰囲気。城壁は険しい山によって築かれており、その山を登っていくと、コトルの旧市街とコトル湾が一望できる。南ヨーロッパでいちばん深いといわれるコトル湾からは外海が見えず波もほとんどないのでまるで鏡のような美しさだ。ドブロブニクより小さいが、その分観光客も少ない穴場の絶景地といえるだろう。

モンテネグロ旅行にてブトゥバの写真。モンテネグロ ブトゥバ

ブドゥバ
モンテネグロでも屈指の海岸保養地といわれる城塞都市ブドゥバ。アドリア海に面した小さな旧市街は城壁で囲まれていて、古い町並みが見られる。のんびりと日光浴を楽しむヨーロッパ人が見られるくらいののんびりとした静かなリゾートだ。中世のような町並みを散策して、美しいアドリア海のビーチでのんびり過ごそう。

クロアチア

クロアチア旅行にてドブロブニク旧市街の写真。クロアチア ドブロブニク旧市街

ドブロブニク
「アドリア海の真珠」という言葉がぴったりはまる小さな港町ドブロブニクは、世界遺産にもなっているクロアチアきっての観光地。15~16世紀には、ベネチアと並ぶ貿易都市だったドブロブニクの旧市街は、要塞のようにアドリア海に浮かんでいる。クロアチアの独立戦争では、ドブロブニクの旧市街もかなり破壊され一時は廃墟となってしまったが、修復も終わりほぼ元通りの美しい姿を取り戻している。

ドブロブニクは町そのものを楽しむ町。いろいろな場所でさまざまな角度から異なった時間に、旧市街を眺めてみよう。城壁に囲まれオレンジ色の屋根が連なる旧市街の町並みは中世の面影がそのまま残っていて、城壁に上ったり路地を散策するだけでまるで中世にタイムスリップしたような気分になれるだろう。旧市街の背後にそびえるスルジ山からは旧市街とアドリア海が広く見渡せる絶景スポット。

また、ドブロブニクをはじめとしたアドリア海沿岸の町ではおいしいシーフードが豊富。イタリア料理に近い味で日本人の味覚にも合うので、新鮮な魚介類をぜひ味わってみよう。

クロアチア旅行にてスプリットのディオクレティアヌス宮殿の写真。クロアチア スプリットのディオクレティアヌス宮殿は世界遺産に指定されている

スプリット
アドリア海沿の最大都市であるスプリットは、古代ローマ遺跡の残る世界遺産の町。スプリットの旧市街には、古代ローマ皇帝ディオクレティアヌスの建てた宮殿が残っている。その後、荒廃した宮殿の城壁内に人々の住居が造られ、現在でも遺跡と住居がつながった建物が並んでいる。付近には中世のゴシック、ロマネスク、ルネサンス様式の建物が残っていて、不思議な情緒を生み出している。古代と中世、近代が混然一体となっている不思議な雰囲気のする町なのだ。クロアチア独立戦争時に多くの建物はかなりのダメージを受けたが、修復作業が続けられていて、これらの宮殿をはじめとする旧市街の史跡は世界遺産になっている。

クロアチア旅行にてトロギルの写真。クロアチア トロギル

トロギル
スプリットの西25kmくらいの所にある美しい中世都市トロギル。世界遺産も指定されている古い町並みが残る旧市街には小さな島になっている。町全体が城壁で囲まれていて、今でも本土とつながっているのは1本の橋のみ。トロギルの歴史は古く、紀元前2~3世紀にギリシア人が造った植民都市で、その後ローマ人の都市となった。中世にはダルマチア地方の中心地として栄え、現在見られる町並みはこの時代のものが多い。トロギルのシンボルである聖ロブロ大聖堂をはじめとして旧市街の見どころは多い。海沿いのプロムナードは夏になるとカフェテラスのパラソルが並び、とても開放的な雰囲気。アドリア海沿岸の町独特の中世の町の趣に浸りながら、路地を散策するだけでも楽しい町だ。

クロアチア旅行にてザグレブの写真。クロアチア 首都ザグレブはあいにくの雨だった

ザグレブ
クロアチアの首都ザグレブは、緑に囲まれた美しい古都。バロック様式やゴシック様式の重厚な建物が並んぶ町並みは、日本人のイメージする「ヨーロッパ」に近く、今でも中世から続く芸術や文化の香りを感じることができる。

ザグレブの町は、丘の上に広がる旧市街と駅周辺の新市街に分かれていて、ちょうど間にある町の中心となるのが共和国広場だ。この広場はザグレブ発祥の地であり、今でもつくられた17世紀当時の泉の跡が残っている。旧市街の見どころは聖ステファン大聖堂や聖マルコ教会。さほど広くないので半日あれば見てまわれるだろう。ザグレブ市内には緑や花がいっぱいの公園が多くあるので、美しい町並みを眺めながら町歩きを楽しもう。

プリトヴィッツェ国立公園
ザグレブとスプリットのちょうど中間くらいの山の中に位置するプリトビッツェ湖群国立公園。ユネスコの世界遺産にも登録されている世界的にも貴重な景観の誇る湖群公園だ。大小16の湖には92本の滝が流れていて、周囲の緑と重なって芸術的な姿を見せている。クロアチア独立の際の内戦で荒らされ、一時は危機遺産となり緊急の保護措置がとられたほどのダメージを受けたが、その甲斐あって現在は神秘的で幻想的な景観を取り戻した。湖の色は深いエメラルドグリーンで、段々畑のように湖が重なって滝で結ばれている様子には思わずため息が出でしまう。湖一帯はカルスト地形のため、水は石灰岩層によって浄化されて驚くほどの透明度。この水の作り出す自然の芸術は、中国の九寨溝と比較され、さながらヨーロッパの九寨溝といったところ。